第143回サークル例会 3月2日(日曜日)各務原東高校


  • 青色発光ダイオードの波長測定(小野)
  • ビー玉スターリングエンジン(松尾)
  • 合成速度,相対速度の演示実験ボード(水上)
  • 薄膜の干渉・生徒実験(水上)
  • スリーデイー・スケープのメガネは回折格子(小野)
  • 2次元衝突も座標変換で考えてみよう(石川)
  • 2次元衝突とはねかえり係数(村田)
  • 起電力の求め方を修正すると(石川)
  • 東京ディズニーランドにあった楽器(五島)
  • パイルシュタインテスト(大野)
  • ベンハムの色(長野)
    【『スリーディー・スケープ』のメガネを顕微鏡で見ると】

    (株)アスキーから出版されている『スリーディー・スケープ』についているメガネは
    回折格子です。でも,普通の回折格子とはちょっと違うことが分かりました。
    0次の明線が正面にはできないのです。
    顕微鏡でみたら,その秘密がわかりました。



    【発光ダイオードの光の波長】

    TVモニターにつないだビデオカメラのレンズの前に回折格子を置いて,
    発光ダイオードの光を見ます。
    TVモニターの画面には,干渉して強めあった光点がいくつも映ります。
    (発光ダイオードの光は単色光に近いのです)
    波長の分かっているレーザー光の明点間の間隔と比較すれば
    発光ダイオードの光の波長も分かります。
    いろいろな色の発光ダイオードの光の波長を調べてみました。



    【ビー玉 スターリング・エンジン】

    数年前から知られている『ビー玉 スターリングエンジン』を
    松尾先生が作りました。(職人的出来映え!)
    ビー玉の役割について,議論が盛り上がりました。



    【合成速度・相対速度の演示実験ボード】

    はるばる神奈川県から参加の水上先生。
    黒板上で合成速度,相対速度の作図が
    あっという間にできる教具を紹介してくれました。
    「こりゃ,いいネー!」と賞賛の声が上がりました。



    【シャボン玉の薄膜干渉】

    水上先生は,たくさんの実験道具を持ってきてくださいました。
    これは,薄膜(しゃぼん玉液)の干渉の実験装置。
    生徒実験用だそうです。
    安定した薄膜ができ,美しい干渉模様を見ることができます。



    【タッパーウェアの大型ライデン瓶】

    大型のタッパーウェアを使ったライデン瓶を石川先生が作りました。
    バンデグラフ起電器で電気をためてみました。
    放電叉を使って放電させると,10cmくらいの距離で放電しました。
    これはスゴイ。



    【ディズニーランドで買った竹製の楽器】

    東京ディズニーランドみやげの竹製楽器です。
    揺らすと小さなハンマーが竹の筒(閉管)に当たり,筒の長さに対応した美しい音色が響きます。
    作りもしっかりしています。
    値段はいくらだと思いますか?
    なんと,たったの¥2,500! 安い!



    【テスラ・コイル】

    松尾先生が作ったテスラ・コイルです。(ネオントランスを使用)
    電球をつけると,内部で美しい放電が起こります。(ネブラ・ボール)
    手を近づけると指の方へ向かって放電してきます。
    「ちょっとビリビリくるね」



    【2次元衝突も座標変換で考えてみよう】

    最近,サークルで流行ってるのは座標系の問題。
    重心系で見ると,2次元衝突も簡単になります。
    しかも,図形的に美しいのです。
    『幾何力学』なんて名づけるといいかもね。







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