【改良型・段ボールスピーカー】 従来の「段ボールスピーカー」は,磁石も段ボールの上に乗っていましたが,これは違います。 底を抜いた空き缶にコイルを巻いて穴のあいた段ボールに固定し,その穴の中に棒につけた磁石を入れてあるのです。 これで,ずいぶん大きな音が出るのですが,さらに大きな改良点は,磁石2つを反発する向きに向かい合わせて棒に接着してあることです。こうすると,磁力線が反発しあって2つの磁石の間から真横に出てくることになり,コイルの動きが断然良くなるわけです。左手を出して確かめてみてください。(フレミングの左手の法則) |
【鉄の響きはコイルで聞こう】 鉄製のハンガー(そのままでも結構磁化されています)を壁にぶつけて,その振動をコイルで拾うと「ゴ〜ン」とお寺の鐘みたいな音が聞けます。 これは以前からあった実験ですが,今回はピックアップコイルをひと工夫。 フィルムケースの中にスポンジをつめて,外側にコイルを巻きます。フタのところにつけてある磁石はハンガーの磁化を強めるためのもの。アンプにつないで,いい音が聞けます。 |
【トランペットスピーカーはホルン】 トランペットスピーカーを分解したことがありますか? バラバラにして並べてみると,ホルンみたいな形になります。そうか,長〜いのを中へ折り曲げてあるわけか。 |
【発泡スチロール板の看板】 文化祭をはじめとして,いろいろな機会に利用できそうなワザ。 まず,ワープロで打ち出した大きな文字をカッターナイフで切り取り,しばらく水につけておきます。 次に,その濡れた文字を発泡スチロールの板の上に乗せて,写真のようにバーナーで表面を熔かしてやると,文字のところだけ熔け残って,浮き出し文字ができるっていうシカケです。 「準備中」ってのは,文化祭のときに作ったものです。いいでしょ。(^_^) |
【続・水の万華鏡】 今井・五島コンビが,「水の万華鏡」を〈製作簡単・安価・キレイ〉に進化させました。 試験管はプラスチック製,中の液体はPVA糊,ミラーも安いものを選び,製作費はおよそ¥200。 今井さんの学校では職員にも大ウケ。授業に行く前・帰ってきた時にこれを覗くと〈癒され〉るんだそうです。わかるな〜。 僕も〈万華鏡依存症〉になりそう。(^_^;) |
【不思議 壁抜けビーダマン】 偏光板を使ったオモチャ。 結晶軸が垂直になるように,2枚の偏光板をsinカーブに切ってくっつけます。 くるっと丸めるとできあがり。両端には,フィルムケースのフタをくっつけます。 円筒の中には,斜めに壁が見えますが,ビー玉はスルリとすり抜けます。あら不思議。 |
【CDによるスペクトル】 「やってみようなんでも実験」でやってたCD(反射型グレーチング)を使った分光器をみんなで作りました。 近頃は,パソコン屋に「ご自由にお持ちください」っていうCD(電話会社系のプロバイダのオンラインサインアップ用のもの)がありますから,どんどん持ってくれば(笑)いくらでも作れますね。 これで,パソコンの画面をみたら,まさに〈RGB〉でした。当然ナトリウム灯は単色光。 関係ないけど,ナトリウム灯の前でティッシュペーパーを燃やすと〈黒い炎〉が見られますよ。(右の写真) |